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イメージの展開場所

人間が何かを思い出して網膜上に映像を投影することが、何かを思い出している状態であると仮定します。 これは実際に何かを思い出すことで実験できます。例えば、眼を開けたまま昨日の夕食のメニューを思い出してみます。
するとどうなりましたか?
人間が何かを思い出して網膜上に映像を投影した時、その人の目の前の現実世界の映像情報は、脳内へ送られず シャットアウトされませんでしたか?つまり、何かを思い出しているときは、他のものが見えないということです。
これは、外部から取り入れた映像情報と思い出している時の映像情報は同じ網膜上で共有しているということに なるという仮説が立ちそうです。

ただ、これに対峙する仮説として、脳内で展開されたイメージ情報を見ているのではないか?という反論もあります。 しかし、人工網膜を移植した人が、夢を見ることができるようになったという話があります。これは、 映像情報の認識は、網膜を通さないと認識できないということを裏付けていると捉え、 そう仮定して設計を進めることにします。

網膜上で共有している

このように、脳と脳に接続するインターフェースが一体となって知性を形成していくのであり、脳だけの処理が人工知能ではないと いうことが、人工知能というものの考え方を難しくしているのかもしれません。




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