動作発生源
AICoreは、何らかの刺激を受ければ、その刺激から出力刺激を返すという反射動作が基本です。
自立するには、人間の心臓のように、脳が動作する為のエネルギー源の供給機能が必要で、
かつ、生命の維持状況を体から刺激としてAICoreへ流し続ける必要があります。
ところで、人間の臓器は、論理思考を行う脳からの命令で停止することはできません。
つまり、臓器は無意識で動作している部分の体の機能であり、そこに現代の人達の言う「知性」はありません。
人工知能関係者のおおよその人達が、この知性の無い部分において関心を持っていないのが事実ではありますが、
自立する人工知能を目指すのであれば、無視できない機能です。
CELESTEEの人工知能では、この部分も視野に含めて人工知能フレームワークとして、本当の意味で自立させることを目的とします。
また、連鎖反応を基本と考えれば、生命の維持状況や体から発する欲求(不足しているという情報)をAICoreが刺激として受けとって、
その情報を基に初めて動作すれば良いと考えられます。
つまり、原則的な動作要因は、AICore(脳)から自発的に発生するのではなく、AICoreのIF(体)から発生していると考えるべきです。
例えば、食欲は体の状況をAIへ入力する刺激であり、性欲もまた、性器から発生する体の状態をAIへ入力する刺激です。
その裏付けとして性器を切り離せば性欲は無くなります
(男性の場合、精巣より作られるテストステロンという男性ホルモンにより、性欲がコントロールされます)。
社会的欲求の詳細な説明は、後述します。
上記の説明の通り、AICoreも本仮説に則って設計してゆきます。
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