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環境的欲求

次に後天性の欲求について整理してゆきます。
現時点で、後天的に発生する欲求は大きく分けて2つの分類で考えています。

1つは、先天的な欲求の考え方に近いのですが、AICoreの体を取り巻く外部環境から刺激を受け、その結果、AICoreの体からAICoreへ刺激が発生し、 AICoreの欲求状態をコントロールするタイプのものです。
もう1つは、論理思考と密接な関係にある欲求で一般的に『社会的欲求』と言われているものです。

今回、着目する欲求は、前者の欲求ですが、一般的な呼び名が存在しないこともあり、 CELESTEEでは、これを『環境的欲求』と呼ぶことにします。

 『環境的欲求』・・・外部環境からの刺激により後天的に発生する欲求。

環境的欲求も、生得的欲求と同じくAICoreの体が主体となって欲求をコントロールするタイプのものです。
まずは、環境的欲求にはどんなものがあるのか簡単に一例をあげておきます。

美味しい  : 舌に物質が触れる際に発生する刺激がAICoreにとって美味しいと感じ、以降、これを欲する。
頭をなでる : 頭皮より発生する刺激がAICoreにとって心地よいと感じ、以降、これを欲する。
など・・・

手乗りジョン

上記のような環境的欲求はいずれも後天的に発生しており、AICoreが初めて、この種類の快楽を受けた時に新しい欲求が生まれると 想像できます。上記の例では、美味しいご飯を口に入れた時、今までに食べたことのない美味しいものであれば、 また、同じ美味しさを求めてしまうという思考が発生することを説明しています。

また、これらの快楽は、外部刺激を受けた結果、AICoreの体で快楽に変換され、AICoreへ到達します。 到達した快楽は、AICore内部で環境的欲求に変換されるものとして考えます(欲求への変換については後述します)。

「美味しさを求める」という環境的欲求と「食欲」の生得的欲求は、AICoreの体から発生する刺激によって 欲求をコントロールするという点では似た仕組みですが、コントロールする刺激物とその発生過程は別物であることが分かります。

別物だと分かる通常体験の代表に、「美味しいけどお腹いっぱい」といった経験があるでしょう。これは、生得的欲求と 環境的欲求の決定的な違いを体感できる出来事だと思います。 その他にも、空腹で、まずいものを食べたとしても快楽は発生しませんよね。 つまり、生得的欲求を満たしても、快楽は得られないという実例からも、この整理事項はしっくりきます。

これを機能的に説明すれば、
「食欲」では、視床下部の血糖値センサーの血糖値低下の感知という快楽ではない刺激で生得的欲求をコントロールし、 「美味しさ求める欲」では、食べ物の分子構造が舌に接触する際の刺激を快楽として、環境的欲求をコントロールします
と説明できます。

その他、環境的欲求の発生後、これが欲求不満状態に遷移したり、欲求不満解消状態に遷移するのは、快楽やそのほかの刺激により コントロールされるように設計しますが、 生得的欲求と異なり、コントロール物質の累積により、状態遷移が行われると仮定しています(別章にて後述します)。

では、環境的欲求の定義を以下として進めます。

欲求の発生源 欲求の存在場所 欲求発生・解消のプロセス 快楽の有無
AICoreの体を取り巻く外部環境からの刺激(直接的には、外部環境からの刺激をAICoreの体で変換した後の快楽物質) AICore本体 外部環境とAICoreの中間に位置する部分の機械(手足など)から発生する快楽物質によるもの。AICoreのBody(体)がAICoreを操作するイメージ。 欲求解消や欲求不満への状態遷移は累積する情報によって欲求の状態がコントロールされる。





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