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生得的欲求と環境的欲求の連携

生得的欲求は本能と言うべきものであり、本能はAICore製造完了時点でプレインストールされています。 もし、本能らしからぬ「赤い卵を食べる」という本能だけが個体に存在する場合は、白い卵は食べないことになります。 これは、その個体が生存する環境において全ての場合に白い卵が毒、もしくは無益であることが前提となっており、 環境が変わり、赤い卵が食べられなくなり、白い卵が食べられるようになっても、白い卵を食べることなく死んでしまうでしょう。

このような環境の突然の変化に対応して来た生物、つまりは、自然界において生存する生物は、 本能を限定的な行動で定義すると生きてはいけないと言えそうです。

その為か、人間の赤ん坊にも、本能としてプレインストールされているのは、「とにかく口に入れる」という生得的欲求が プレインストールされています。つまり、口に入れて、不味いか美味しいかの判断は、その時点の環境的欲求の作成過程により決定されます。
口に入れて不快刺激が発生しなければそのまま取り込み、逆に体に害のあるものであれば、口の中で不快の刺激が発生するように 体が作られているので、その場合はプレインストール済みの拒絶(不快の欲求)を行います(不快については別章にて説明します)。




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