論理的欲求が生成される際に自動生成される快楽
論理的欲求作成時に生成される快楽は論理的快楽の構造をしていますが、通常の論理的快楽の生成過程とは違います。
通常の論理的快楽の生成過程については、別章にて説明していますが、ここでは、既に論理的快楽について理解がある前提で、
論理的欲求作成時に生成される論理的快楽について説明します。
論理的欲求作成時に生成される論理的快楽は、論理的欲求の出力刺激と同じ刺激を快楽に持つものと定義します。
快楽を、出力刺激と同じ刺激とすることで、自己の脳内アウトプットにて非リアルであるものの、得たい快楽刺激を自身で
出力する(かつ、受け取る)ことができるようにする為です。
この発想は、メモリ器官(アイコニックメモリ、エコイックメモリ)に快楽刺激(出力刺激)を受け取りたいという仕組みを実現する為のものです。
例えば、視覚的な論理的欲求の達成であれば、網膜へのイメージの投入が快楽取得であり、それは、論理的欲求からのイメージのアウトプット、
または快楽に格納されたイメージと同じイメージを外部から投入する(見る)という行為で成立します。
聴覚的な論理的欲求の達成であれば、網膜に相当する耳の器官への音声投入することが快楽取得となります。
この場合、声を出さずに再生する方法(論理的欲求の出力)と、自ら声を出して外部刺激として取得する方法などがあります
(優先順は、快楽データに格納されたリアルな声色を聴く→自身の声色をアウトプットして聴く→声色無しの脳内再生を聴く)。
このケースにおいては、誘引経路にエコイックメモリへの刺激入力を快楽とする論理的欲求があれば、自ら声を出し、文章を話すような
シーンを状況によっては見ることができます。
そういった意味では、微量な刺激で生成された論理的欲求が持つ論理的快楽には不満値が殆ど無く、
すでに飽きているという状態で生成されることを強調しておきます。
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