想定外の解除
想定外の解除は、「分かった！」という刺激の発生と言い換えることもできます。
「分かった！」という気持ちになるときは、気分の良いものだと想像しがちですが、分かって絶望することもある為、
短絡的に快楽と決めつけられません。
そういう意味では、「分かった」という刺激はただの刺激（快楽でも不快でも無いもの）として検討を進めます。
まず、「分からない」（想定外）という刺激を出力した状況で、
出力後改めて受信中（全ての受信刺激のプールから改めて「分からない」を含めた入力刺激を取得する）に、
誘引経路の接続が一つ以上発生した場合に「分かった」という刺激を生成させます。
「分かった」刺激を生成したタイミングでも、「分かった」刺激を発信するだけで特別なことはなく、次の行動の入力刺激になります。
分かってどんな行動に移すかは、「分かった」刺激を受けて、それを含めて決定すべきである為、このような仕組みとします。
しかしながら、未来が絶望か希望か分からなくても知りたいという欲求は人間には付き物です。
つまり、知りたいという知的好奇心はその先の絶望か希望に関わりなく求めるものといえます。
総合して、「分かった」の刺激（想定外の状態で誘引経路構築時に発生する快楽では無い入力刺激）を受けた時に、
これと同時に知的好奇心を満たす快楽が発生するものと考えます
（「分かった」はあくまでも入力刺激とします）。
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