人工知能フレームワーク　欲求の強さ

欲求の強さ

欲求の強さを仕組み化することを検討します。
欲求の強さとは、得たい快楽を得るためにどれだけその欲求の出力を発生させたいかを表すものとして定義します。何度も言いますが、AICoreはある環境下において、存在できる（外部刺激を受けて機能する）ものですので、あくまでも快楽を得る為の手段を外部環境へ投じてみるというアクションがAICoreから見た最終アクションでしかなく、そのアクションにより必ずしも快楽を得られる訳ではないといことに注意して下さい。

また、欲求の強さは常に変化するものとして考えられますが、人間が脳内で快楽を感じる物質の生産量やホルモンの発生量には、限界がありますので、欲求の強さの上限は存在し、欲求生成時にこの上限以内の欲求固有の最大値を決定付けるコントロールがおこなわれていると考えられます。
この最大値のことを今後、『欲求最大値』と呼びます。そして、AICoreがある一時点において、欲する強さを『欲求の強さ』と呼びます。これは、全ての欲求の中で最も強い欲求最大値となる欲求も、満足した状態のその一時点においては、欲求の強さはそれほどでも無いと考えらることから、ある一時点の欲求の強さを表す言葉として定義しておきます。

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