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否定という機能について

脳が否定形を理解できないなどとよく書かれた記事を見ますが、そんな事誰も証明などしていません。
彼等の言う否定形を理解できないとは、「○○をしない」と言う言葉を聞くと脳は○○を想像してしまうから否定形は無理などと考えているようですが、 これは理解出来ないのではなく、理屈です。「○○をしない」という言葉の成り立ちがそもそも○○を想像しなければ文章として成り立たないのです。 脳機能として、否定形処理が存在するかどうかは、このような事では計れません。もはや脳機能以前の問題です。

そもそも否定といった処理そのものが脳機能に存在するかどうかは不明ですが、 我々が考えうる否定という事象の物事は全て○○の連想結果であると言い切ることはできます。 このことから、連想処理において、否定を連想し、それを無意識下において実行しないという処理が脳内で起こっているかどうかを 検討することが、否定の仕組みを発見する事に繋がるのではないのでしょうか?

上記より否定機能は特定の対象を選択しない機能として検討していくこととします。 念の為ですが、拒絶機能と否定は全く別の機能であり、否定の機能においては、不快は登場しないものとして検討し、 快楽を得ることにでさえ、否定のロジックは利用されるべきものとして考えていきます。


否定という機能






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