デフォルトモードネットワーク
デフォルトモードネットワークをご存知でしょうか?
覚醒時の脳が「何もしていない」ように見える時、脳が何をしているか検証した結果が残っています。
神経学者マーカス・レイクルは、人が何かの課題に集中している時と、
そうで無い時に働く回路が脳の中に別々に存在することを発見しています。
この何もしていない時に活動する脳の部分は、側頭葉、前頭前野、帯状回の一部を含んだ神経網のネットワークで、
デフォルトモードネットワークと呼ばれています。
デフォルトモードネットワークが活動するのは、何もしていない時で、かつ、精神活動が個人的回想や、
自分が登場する空想物語に関連する時であることまで分かっています。
この事から、CELESTEEでは、デフォルトモードネットワーク活動中は、
意識の中で決断という処理を行っていないと考えられ
(決断するように意識をはっきりさせると活動は中止すると思われる)、
デフォルトモードネットワークの処理は、覚醒時の状態においての情報整理活動ではないかと見立てています
(勿論、夢や幻覚よりもリアリティは無い)。
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