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未経験の状況を求める目的(欲求)

論理的快楽の登場により、状況から快楽を取得出来るはずという誘引経路が作られるようになります。 快楽となる状況を言葉から想像、もしくはメディアなどから映像を入手し想像できる為、 未経験の状況(抽象化などの類似の状況を組み合わせた一見類似していないように見える状況)を求めることが可能です。 未経験の状況を求める行為は、経験済みの状況を求める(論理的快楽を求める)行為と一致することから、 未経験の状況実現を可能にしていると言えます。 この未経験の状況を達成する事が人間社会の「目的を達成する」という言葉に非常に近しい行動であると考えられます (目的は必ずしも未経験で無くとも良いが、おおよその場合、未経験のものであるため)。

本章では、目的について深掘りします。
以下は、人間が未経験の目的と見立てる3つの事象です。

①抽象化された快楽
「かっこいい」、「かわいい」、「天才」、「美人」などを言われるような状況で、 顔つき、声色、視線、表情などを抽象化した刺激は、抽象化された論理的快楽といえます。 論理的快楽はもともと入力刺激の為、類似データが多く、抽象化された快楽が多数存在することが予想出来ます。 (環境的な快楽も実装次第で抽象化可能)

②抽象化された誘引経路
データ相違による抽象化不可の快楽群でも、誘引経路が同じ場合、この誘引経路は選択されやすくなります。 1つ1つの個別の快楽では優先順位は低くとも、重複数によっては優先順位が最高になります。 例えば、お金持ちの再入力イメージなどは、あらゆる快楽の誘引経路途中に存在し、 個別の快楽が弱くともその経路が選択され易くなります。 これは漠然とお金が欲しいという感情かも知れません。 また、類似ケースとして、誘引経路の重複では無く、お金持ちの状況が快楽変換されたケースでは、 お金を得た後でも、守銭奴のままになります。 そうでは無く、誘引経路重複により行動が優先される場合は、お金を得た後、本来の目的を達成しようとします。

③未完成な誘引経路
快楽とその手前付近の経路しか存在せず、現在状況から誘引経路が構築出来ない場合、 手段が不明な未完成な誘引経路となり、これが人間社会でいう「夢のような目的」となることもあります。 例えば、大金持ちになりたいなどです。 旅行とお金、大きい家とお金、遊園地とお金などが論理的欲求の入出力で結びついている場合、 旅行や大きい家や遊園地に快楽変換を覚えると、これが論理的快楽となり、 結びついたお金を欲するようになります。 しかし、大金持ちになる経路が未完成の為、これが、まだ見ぬ現実というか、「夢」と言われるものになります。

一度、未経験の快楽(抽象化などの類似の状況を組み合わせた一見類似していないように見える状況)を達成した場合、 本当に素晴らしい想定を超えた快楽だった場合は、次回以降、体験済み快楽を達成しようとします。 こんなはずじゃなかったという場合は、達成時、手に入れた刺激により未経験の快楽を追い続けるかも知れないし、 諦めるかも知れません。




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