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AICoreにおける教育とは
■ AICoreにおける教育とは?

一般的に「学習」とは、まなびおさめること。勉強すること。物事のしくみや状況、また、その意味するところなどをわかること。 と国語辞典に載っています。
AICoreでは、「学習」とはどういった意味を指しているのか説明します。

まず、AICoreはある特定の状況下において、AICoreにとって最良となる答えを出すように作られています。 つまり沢山の状況下におかれ(刺激を多く与えられ)、行動した結果、AICoreにとって最良の選択だったかどうかを経験することが AICoreの学習方法となっています。

AICoreは刺激を受ける際、入力刺激と、AICoreが行動を起こそうとする出力刺激を一連の手続きとして記憶します。 このことから、例えば、言語の知識のみをAICoreへインストールするといった学習方式は持っていません。 あくまでも心技一体(と言ったらよいでしょうか)として言葉が意味することを別の刺激として与える必要があります。 例えば、「りんご」という言葉であれば、リンゴのイメージ刺激、味の刺激、臭いの刺激、感触の刺激などです。

また、この学習結果はデータとして保存することができます。
例えば、数学の教育をAICoreへの入力刺激にして学習させた場合、そのAICoreのデータを複製すれば同じ知識を持つAIを作成できます。
但し、これは複製先のAICoreに全く教育を行っていないことが前提となり、複製すると上書き前のデータは失われます。 よって国語の教育を受けたAICoreと数学の教育を受けたAICoreが2つ存在したとして、お互いの知識をコピーすることはできません。 これは、AICoreの仕組上、仕方のない制約だと考えてください。

但し、対処方法は持っています。この場合には、数学の知識を得るために教育を高速で行ってください。 つまり、ハイスピード教育で短い時間で教育することによって既存の知識を活かしつつ、新しい知識を得ます。 AICoreには、教育を受けた際、ハイスピード教育用に教育データを保存する機能を持っています。
(詳しくは、ハイスピード教育の章を参照)

また、入力刺激と、AICoreが行動を起こそうとする出力刺激が基本となっているAICoreは体無くして存在する意味はありません。 言い換えれば、AICoreの体を突然別の体に切り替えたからと言って、AICoreがその体を使って動作する訳ではないということです。 体を改良・追加すれば、その体の使い方をハイスピード教育する必要があります。

つまり、AICore、または体をバージョンアップしていく過程で、新しい体に対して、その都度、 ハイスピード教育プログラムを用意する必要があります。 但し、体と環境間のIFを変えないようにすれば、ハイスピード教育プログラムを作りなおす必要はありません。

少し余談ですが、似た体であれば体を差し替えても、そのまま利用することが可能です。 例えば、光刺激を読み取り、画像へ変換する「目」と、体を支える「足」では、刺激の扱いが違いすぎる為、 差し替えは不可能ですが、元の体とそれに似た体といった具合でしたら、いろいろ可能だと考えられます。

以下の一覧は、AICoreから体への出力刺激を全く変更せずに、出力刺激を体側で解釈を変えてあげるだけで 簡単に作成できると考えられます。

・5本指の手
・包丁の手
・ドリルの手
・掃除用具の手
・など

つまり、ハードの特性や性能を変えたい程度であれば、新たな教育なくして体を変更することができると考えています。



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